ソーシャルレンディング・クラウドファンディング研究所

ソーシャルレンディング・クラウドファンディングで運用

 

クラウドファンディングは、群衆という意味を持つクラウド(crowd)と資金調達という意味を持つファンディング(funding)を組み合わせた言葉です。

 

どういったものかというと、インターネットを通じて不特定多数の人からお金を集めるためのしくみ、と言えばわかりやすいでしょうか。

 

新しい資金調達の方法として、注目を集め始めている仕組みです。

 

クラウドファンディングにもいろいろ種類があります

 

クラウドファンディングは大まかに分けで、5種類あります。

 

下記の通りです。

 

  • 寄付型クラウドファンディング
  •  

  • 購入型クラウドファンディング
  •  

  • 貸付型クラウドファンディング
  •  

  • ファンド型クラウドファンディング
  •  

  • 株式型クラウドファンディング

 

それぞれの目的に合わせて選択することになりますが、投資・資産運用目的であれば貸付型・ファンド型・株式型から選ぶことになります。

 

とはいったものの、実はメジャーどころ・よく使われているのは3つの中でも、貸付型になるんですよ。

 

なので、投資・資産運用として取り組むのであれば、貸付型のクラウドファンディングがおすすめです。

 

⇒ クラウドファンディングの種類とその特徴まとめ

 

貸付型クラウドファンディングとは?

 

貸付型クラウドファンディングはソーシャルレンディングとも呼ばれ、クラウドファンディングの中で一番市場規模が大きいものです。

 

「お金を借りたい人」と「貸して利益を得たい人」を結びつけるサービス、と言えばわかりやすいでしょうか。

 

その仕組みとしては、投資家はソーシャルレンディングサービスの運営会社で募集されている各案件に投資をして、運営会社がそうして集めたお金を各貸付先に融資します。

 

そして、あらかじめ決められた期間が経過後、融資を受けた額(元本)+利息を運営会社に返済し、それをもとに投資元本+配当を投資家が受け取る、というものです。

 

ソーシャルレンディングの登場により、今まで投資しにくかった対象に投資できるようになりました。

 

お金の貸付先(融資先)

 

以前は個人への貸し付けもありましたが、今ではほぼ全ての案件が企業相手のみを対象としています。

 

使い道としては事業性資金として、新規事業の立ち上げであったり店舗の拡大、設備投資であったり不動産開発、太陽光発電などに使われているんですよ。

 

ソーシャルレンディングのメリット

 

ソーシャルレンディングのメリットについて。

 

好利回りの金融商品でインカムゲイン狙いに向いている

 

ソーシャルレンディングはキャピタルゲインではなく、インカムゲイン狙いに向いた金融商品です。

 

利回りは各案件によって異なりますが、年利回りで数%から中には10%を超えるようなものもあります。

 

リスクや商品性が違うものを比較するのはナンセンスですが、ほかの金融商品と比較して高利回りな金融商品だと言えるでしょう。

 

投資必要額が低めに設定されている

 

多くの運営会社では、1万円から多くて10万円が最低投資金額となっています。

 

なので少ない金額から試すことができますし、各案件や運営会社の分散が比較的容易です。

 

価格変動に振り回されない

 

ソーシャルレンディングの場合は、基本的に価格変動に振り回されることがありません(元金が毀損する可能性はあります)。

 

株式投資であったりFX(外国為替取引)などと違い融資であり、デフォルトなどのトラブルがなければ投資元本と配当が受け取れるというわけです。

 

なので、価格変動が気になってしまって落ち着かない、投資に割ける時間があまりないといった人にありがたい金融商品だと言えるでしょう。

 

手軽に始める・取り組むことができる

 

ソーシャルレンディングは、株式投資やFXといったほかの金融商品と比較して必要な知識はそこまで多くないと言えます。

 

投資家側としてやることはどの案件にいくら投資するか決めるだけで、売却タイミングを計ったりその間の価格変動、経済の動向判断などが必要ないためです。

 

一度投資したらあとは何事もなく投資元本と配当が受け取れることを期待しながら待つだけなんですよね。

 

また、案件の分析としても実はあまりやることがありません。これは仕組み的な問題もあり、各案件でどういった融資先なのかや資金使途が明確には分からないようになっているためです。

 

裏返せば情報不足というデメリットにもなる点には注意が必要ですが、手間が省けるというのはメリットとも言えます。

 

投資期間の選択肢が多い

 

各案件によって変わりますが、投資期間は数カ月から数年です。

 

資金を固定するリスクが気になるのであれば短いもの、長くてもいいというのであれば期間の長いものを選ぶなど、運用方針に合わせて選択可能となっています。

 

ソーシャルレンディングのデメリット(リスク)

 

ソーシャルレンディングのデメリット(リスク)について。

 

元本保証の金融商品ではありません

 

ソーシャルレンディングは投資商品であり、元本保証ではありません。

 

貸付先がデフォルトしたり返済が滞るなどして、利息が払われなかったり、元本が毀損する可能性があります。

 

ただそういった事態を避けるために、各社・各案件では担保を設定するなどして資産の保全に努めているんです。

 

そういったこともあり、現時点では目立った事例(事業者のデフォルトなど)などは出ていません。

 

とはいえ、やはり1つの案件に投資資金のすべてをつぎ込むようなことはせず、適切な分散投資を心がけるようにすることが大切です。

 

運営会社の破たんリスク

 

ソーシャルレンディングを運営している会社自体の破たんリスクがあります。

 

運営会社の破たんによって預け入れている資金が毀損する可能性もあるので、運営会社のチェックはしっかりとするようにしましょう。

 

また、1つの運営会社のみを使うのではなく、こちらも適切に資産の分散をしておくことが大切です。

 

流動性は高くない

 

ソーシャルレンディングの場合はあらかじめ投資期間が定められていて、中途解約・売却をすることはできません。

 

なので、資金計画をしっかりと立てたうえで、当面必要とならない資金内で運用するようにしてください。

 

情報量が乏しい

 

ソーシャルレンディングはまだまだ発展途上の金融商品であり、情報量は乏しいです。

 

また、その仕組み上どういったところに融資するのか概要は分かっても、会社名など詳細は分からないようになっています。

 

なので、株式投資などと違って詳細が分からない中で投資しなければいけない、という部分があるんです。

 

融資先のチェックであったり担保の設定は運営会社が行っているため、ソーシャルレンディングでは運営会社の果たす役割がより大きいと言えるでしょう。

 

確定申告が必要

 

ソーシャルレンディングで受け取る配当は雑所得(収入)で、給与所得と退職所得以外の所得の合計が20万円を超えたら確定申告が必要になります(20万円以下であれば原則として不要)。

 

一方、株式投資の場合、特定口座の源泉徴収有なら確定申告は不要です。また、NISAという税金の優遇措置もあります。

 

なので、ソーシャルレンディングをやる上でこの確定申告の手間はあらかじめ覚悟しておかなければいけません(そこまで大変な作業ではないですが慣れていないと初めての場合は苦労するでしょう)。

 

サービス提供業者にはどんなところがあるの?

 

ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)の業者をご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

SBIソーシャルレンディング

 

SBIグループの運営するソーシャルレンディングサービスで、取り扱っている商品としてはSBISL不動産担保ローン事業者ファンドやSBISL証券担保ローンファンド、SBISLオーダーメード型ローンファンドがあります。

 

大手のサービス提供者であり、取り扱っているファンドとしても不動産や証券を担保にしているというのが魅力です。

 

▼ SBIソーシャルレンディング

 

 

クラウドバンク

 

クラウドバンクは、目標年利回り5.0-7.5%のソーシャルレンディングサービスです。

 

1万円からの投資が可能で、不動産担保型のものや中小企業支援型のファンドなどがあります。

 

また、証券会社初のソーシャルレンディングサービスでもあるんですよ。

 

▼ 新しい投資のカタチ クラウドバンク

 

 

クラウドクレジット

 

海外に特化したソーシャルレンディングサービスで、多彩な商品ラインナップがあります。

 

また、セミナーであったりブログの運営をするなど情報提供も積極的です。

 

どういったファンドがあるのかは公式サイトで公開されているので、一度覗いてみるといいでしょう。

 

▼ 海外投資型クラウドファンディングならクラウドクレジット

 

 

OwnersBook

 

全案件で不動産担保を設定しているソーシャルレンディングサービスです。

 

また、その不動産も独自の基準でしっかり審査していますし、借り入れる人の信用力のチェックも合わせて行っています。

 

数万円から運用可能なので、一度利用を検討してみるのもいいでしょう。

 

▼ 不動産特化型クラウドファンディングサービス【OwnersBook】

 

 

みんなのクレジット

 

不動産事業ローンファンドや中小企業支援ローンファンドを取り使うソーシャルレンディングサービスです。

 

10万円からとややハードルは高いですし、ポートフォリオの一つとして考えてみてもいいでしょう。

 

▼ ソーシャルレンディングなら【みんなのクレジット】

 

 

トラストレンディング

 

ノンバンク運営の、ソーシャルレンディングサービスです。

 

2015年11月からサービス提供と後発組ではありますが、それまで事業者融資や事業者向け金融サービスを提供してきたという実績があります。

 

運用は10万円からとなっていますが、利用を検討してみるとのいいでしょう。

 

▼ ソーシャルレンディングの【トラストレンディング】