クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)で配当金生活(分配金生活)は可能か検証

クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)で配当金生活(分配金生活)は可能か検証

 

インカムゲインをメインとした金融商品であるクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)ですが、利回りが比較的高いこともあって、これで配当金生活(分配金生活)ができるのでは?といった気持になってきます。

 

実際、今のところ目標年利回りが10%を超えるようなファンドも出てきてるんですよね。ただ、じゃあクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)で配当金生活(分配金生活)が送れるかと言えば、すぐにイエスとは言えないと思います。

 

なんでもそうですが、注意するべきポイントを押さえておかないと、いざやってみて上手くいかずに立て直せなくなるなんてこともありますからね。

 

なので今回は、クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)で配当金生活(分配金生活)は可能なのか、どういった点に注意しておいたほうがいいのか、といったことについて検討していきます。

 

なお、クラウドファンディングにカッコ書きでソーシャルレンディングと書きましたが、金銭的見返りのあるクラウドファンディングで現在国内でメジャーなものはソーシャルレンディングなので、ここからはソーシャルレンディングに絞って検討します。

 

また、配当金生活にカッコ書きで分配金生活と書きましたが、ソーシャルレンディングの場合正しくは分配金なので、ここからは分配金生活と書きますので注意してください。

 

⇒ アーリーリタイア(早期リタイア)についての考察はこちら

 

分配金生活は可能

 

先に結論ですが、ソーシャルレンディングで分配金生活を送ることは今のところ可能だと思います。

 

というのも、冒頭でも書いたとおり比較的利回りが高く(10%前後の年利回りの案件がある)、今のところ目立ったデフォルト事例が出ていないからです。

 

デフォルトが発生すると投資家も敬遠するようになるので、各社はそういった事例をつくらないように貸し出す事業者のチェックや案件について精査しています。

 

いくら用意する必要があるか

 

いくら必要かはその人の生活レベルなどによって変わってきます。また、ソーシャルレンディングの場合は総合課税で所得額に応じて税率が変わるため、一概に言うことはできません。

 

注意するべきポイント

 

ソーシャルレンディングを使う上で注意するべきポイントについて見ていきます。

 

利益が総合課税

 

ソーシャルレンディングで得た利益は源泉徴収されて受け取れるんですが、これで終わりではありません。

 

個別の株式投資であれば申告分離課税で、特定口座の源泉徴収有りにしておけばそれで終わりであり、いくら利益が出ても20%(+復興所得税)です。

 

一方、ソーシャルレンディングの場合その利益は雑所得であり、総合課税の対象になるんですよ。

 

⇒ クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の税金・確定申告について解説

 

なので、ソーシャルレンディングの分配金で生活しようと思った場合、税率についても考慮する必要があります。

 

また、国民年金であったり国民健康保険で免除などを受けている場合は、影響が出てくることもあるんですよ。

 

これが株式投資であれば申告分離課税ですから、利益が大きくなったとしても免除が取り消されるといったことはありません。

 

(ただし、マイナンバーが普及するなどお金の流れを厳格に管理する動きがみられる中、将来的には株式投資であっても申告分離課税だからと免除が解除されてしまう可能性はあります。)

 

運営会社への依存度が高い

 

ソーシャルレンディングの場合出資先が具体的には分からないので、ソーシャルレンディングを運営している会社の各案件への調査やチェックがより重要になります。

 

投資家としては運営会社から提供される情報が大きな判断材料となるため、依存度が高くなるんですよね。

 

また、そもそも運営会社が適切な処理を行っているのか、という点も注意しなければいけません。

 

記憶に新しいところでいえば、「みんなのクレジット」の例があります。この「みんなのクレジット」は振興ながらさまざまなキャンペーンを実施したり魅力的な利回りをうたい、勢力を伸ばしてきました。

 

それでしっかりと運用されていればよかったんですが、実際は、ずさんな運用をしていたんです。

 

たとえば、各案県ごとに担保の設定があるんですが、その担保としているものが虚偽だったり、融資先がグループ会社だったり、といった具合ですね。

 

その結果、投資家の資金がかなりのリスクにさらされた状態となっています。こういったこともあるので、ソーシャルレンディングにすべての資金を振り向けるのは避けたいところでもありますね。

 

思うように投資できないリスク

 

投資したいと思っても、すぐにファンドの募集が埋まってしまうような場合は思うように運用できないことがあります。

 

例えば、ラッキーバンクの案件はすべて不動産担保付で投資家に人気があるのですが、その分募集分が埋まるのは早いです。ファンドによっては、1分かからずに埋まることもあります。

 

また、現在投資できるファンドが沢山あったとしても、これから先も投資に値するような案件が出てくるとは限りません。正直、今はややバブルのような感じがしてます。

 

投資家自体が少ない中で、運営会社自体もまだソーシャルレンディングを広めていく段階ということで条件がいいものを出しているように見えるんですよ。

 

なので、この先投資家が増えて、案件の供給が追い付かなくなれば今より条件が悪くなったものでも投資するのに苦労するときが来るかも、と個人的には思っています。

 

それと、上で触れたように今のところは目立ったデフォルト事例が出てきていませんが、これから先各ファンドでデフォルトが発生するものが出てくるかもしれないということは頭の片隅に入れておいたほうがいいでしょう。

 

複数の業者を使って案件も分散する

 

一つの業者、一つの案件に多くの投資資金を注ぎ込むのはリスクが高まります。

 

なので、ソーシャルレンディングにおいても使う業者、投資する案件を分散するのが基本です。

 

基本的に使う業者が多ければ多いほど良いと考えていますが、最低限maneo(マネオ)とクラウドバンクくらいは持っておきたいところ。有名どころですからね。


当サイトおすすめのソーシャルレンディングサイト

気軽に始めやすい『クラウドバンク』




証券会社が運営するソーシャルレンディングサービス

1万円からの運用が可能

⇒ 新しい投資のカタチ クラウドバンク

 

老舗の『maneo(マネオ)』




2008年からサービスを提供している老舗

業界シェアNO1で豊富な取引実績あり

⇒ ソーシャルレンディング maneo

関連ページ

クラウドファンディングの市場規模と個人的見通し
クラウドファンディングの市場規模と個人的見通し
配当金生活(分配金生活)を送るために必要なこと
配当金生活(分配金生活)を送るために必要なこと
インカムゲインから見た各金融商品【まとめ】
インカムゲインから見た各金融商品【まとめ】
早期リタイア(アーリーリタイア)で大切な資金計画の話
早期リタイア(アーリーリタイア)で大切な資金計画の話
アーリーリタイア(早期リタイア)についての考察【完全版】
アーリーリタイア(早期リタイア)についての考察【完全版】
不労所得の種類やその作り方を解説
不労所得の種類やその作り方を解説